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2.救助・救援・復旧
(1)救助・救援活動
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レファレンスコード
件 名 標 題
C08050970900
運輸交通(1)

【関東地震 《関東大震災》 大正12年(1923年)9月1日】
 海軍による民間人の輸送に関する資料です。海軍の艦船が、被災地と遠隔地との間を往復し、被災者やその家族などの移動の支援を行っていたことが記されています。

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レファレンスコード
件 名 標 題
C05023330000
8.3.9 三陸地方震災海嘯状況申報、詳報(2)

【昭和三陸地震津波 昭和8年(1933年)3月3日】
 岩手県知事による詳細な報告です。県当局と警察や軍部が密に連携した、迅速な救護活動の様子が報告されています。救護品配給や出征軍人遺家族の被災状況などの詳細な報告も行われています。

(2)復旧活動
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レファレンスコード
件 名 標 題
B03040771400
4.震災写真ニ関スル件

【関東地震 《関東大震災》 大正12年(1923年)9月1日】
 復旧の様子を広く知らせるため、軍部が撮影した写真集を海外に送付し、新聞等への掲載を依頼している資料です。小学生が屋外で授業を受けている写真などが含まれています(45、46画像目)。

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レファレンスコード
件 名 標 題
C10073334100
歩兵第31聯隊を岩手県へ転営の件(1)

【昭和三陸地震津波 昭和8年(1933年)3月3日】
 昭和10年(1935年)11月25日付で、岩手県知事から陸軍大臣に宛てた陳情書です。前々年に発生した三陸地震と津波による被害、冷害による大凶作の窮状が述べられています。末尾には「異常天候ニ因ル被害状況調」という冊子が添付されています。

(3)海外の震災への救援
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レファレンスコード
件 名 標 題
B04013294700
各国変災並救護関係雑件 第二巻 3.南伊地方震災関係

【イタリアの震災 昭和5年(1930年)7月23日】
 震災当初は各国の義捐活動(義援活動)の申し入れを断っていたイタリア政府が、その後各国の赤十字社を通じた援助を受けるに至った経緯が示された資料です。

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レファレンスコード
件 名 標 題
B04013304000
各国変災並救護関係雑件/印度「ビハール」北部地方震災関係 分割1

【インド・ビハール地震 昭和9年(1934年)1月15日】
 日本国内の各方面からの義捐金(義援金)の送付に関する資料です。

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レファレンスコード
件 名 標 題
B04012345800
文学、美術及演劇関係雑件/音楽関係 30.智利震災同情ニ対シ感謝ヲ表セル楽譜送付ノ件

【チリ・チラン地震 昭和14年(1939年)1月25日】
 日本を含む多くの国による義捐活動に対し、チリの作曲家から返礼として「諸国民に感謝を捧ぐ」と題する曲の楽譜が贈呈されたことを示す資料です。

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レファレンスコード
件 名 標 題
B04013302400
各国変災並救護関係雑件 第四巻 9.土耳其国震災関係

【トルコ・エルジンジャン地震 昭和14年(1939年)12月26日】
 震災発生直後に昭和天皇からトルコ大統領に対して出された見舞いの電報と、これに対し大統領から新年に届けられた返礼などの資料です。

資料に記されている被害に関する数値等の情報は、あくまでそれぞれの資料が作成された当時のものであり、他の資料や現在発表されている様々な記録や研究によって示されている情報とは異なることがあります。

地震の名称や発生日時、概要等の確認には、中央防災会議『災害教訓の継承に関する専門委員会』編による、『災害史に学ぶ 海溝型地震・津波編(案)』、『災害史に学ぶ 内陸直下型地震編(案)』(内閣府(防災担当)災害予防担当、平成23年3月)を参照しました。

関東大震災後の復興に関する財政や金融については、銀行研究社編『新金融辞典』(文雅堂書店、昭和12年)を参照しました。

震災予防調査会の設立や震災予防評議会への改称、地震研究所の設立の経緯については、文部科学省ホームページ中の解説(→こちら)、東京大学地震研究所ホームページ中の解説(→こちら)を参照しました。