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解説 | 東京市および周辺郡部の警備を担当した陸軍の組織。1923(大正12)年関東大震災後に設置された関東戒厳司令部の廃止に伴い、東京とその周辺の警備を担う常設機関として同年11月に設置された。東京警備司令官は天皇に直隷した。東京警備司令官の下に参謀長以下の参謀、副官等が置かれた。東京警備司令部の警備担当区域は、東京市、荏原郡、豊多摩郡、北豊島郡、南足立郡、南葛飾郡(以上東京府)、横浜市、橘樹郡(以上神奈川県)とされた。 |
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上位の階層 | 陸軍(明治・大正期) > 帝都防衛組織 > 東京警備司令部 |
レファレンス コード |
「御署名原本・大正十二年・勅令第四百八十号・東京警備司令部令制定関東戒厳司令部条例廃止」Ref:A03021477400。 |