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解説 | 師団は、日本陸軍の常備兵団における最大の編制単位。日露戦争後の軍備拡張のため、第17師団は1907(明治40)年10月に第18師団とともに新設され、同年12月、第17師団司令部が岡山市に設置された。初代師団長は一戸兵衛。第17師団は、歩兵第33旅団(岡山)と歩兵第34旅団(松江)で構成され、隷下に歩兵第41連隊(福山)と歩兵第54連隊(岡山)、歩兵第21連隊(浜田)と歩兵第63連隊(松江)等が置かれた。1910年11月第17師団は明治天皇を迎え、陸軍特別大演習を実施した。1915(大正4)年3月から1917年5月までの2年間、第17師団は満洲に駐屯した。1923年の関東大震災の際には、第17師団から工兵第17大隊と救護班が東京と神奈川に派遣された。1925年の宇垣軍縮により、第17師団は第13、第17、第18師団とともに廃止された。日中戦争勃発後の1938(昭和13)年4月、第17師団は再度編成された。 |
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上位の階層 | 陸軍(明治・大正期) > 師団 > 第17師団 |
レファレンス コード |
「第17師団司令部歴史 明40.9.17〜大14.6.10」Ref:C14060946400 |