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解説 | 師団制移行(1888年)以前における、陸軍の編制単位の呼称。1871(明治4)年全国を5つの管区に分割し、各管区に本営と分営が設置された。この本営のことを鎮台と呼称し、東京、大阪、鎮西(熊本)、東北(仙台)の4鎮台制が採られた(北海道鎮台は後日設置するものとされた)。1873年に名古屋と広島の2鎮台が新たに設置され6鎮台制に移行した。この際、北海道鎮台は設置せずに、屯田兵を設けることとされた。1888年に鎮台は廃止され、師団司令部が設置された。 |
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上位の階層 | 陸軍(明治・大正期) > 近衛局・鎮台 > 鎮台 |
レファレンス コード |
「明治6年7月 改訂鎮台条例」Ref:C09060000900、「鎮台條例中改正」Ref:C04017575100、「御署名原本・明治二十一年・勅令第二十七号・鎮台条例廃止、師団司令部条例制定」Ref:A03020021700、「御署名原本・明治二十一年・勅令第三十二号・陸軍管区表」Ref:A03020022200。 |