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解説 | 1883(明治16)年4月に開校した陸軍参謀将校の養成機関。参謀総長に直隷した。当初は校長は置かれず幹事が置かれたが、1887年に幹事が廃され校長が置かれた。学生は30歳以下の中尉・少尉で所属長の推薦者が試験によって選抜された。修業期間は歩兵、騎兵が3年、砲兵、工兵が2年であったが、1886年より各兵科とも3年となった。一期の卒業生は東條英教、仙波太郎、井口省吾、秋山好古、長岡外史ら10名であったが、その後、定員が拡大された。入学者は陸軍士官学校卒業者の1割程度であり、文字通り陸軍のエリートとして進級、補職に有利な処遇を受け、要職を独占した。 |
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上位の階層 | 陸軍(明治・大正期) > 教育機関 > 陸軍大学校 |
レファレンス コード |
「参謀本部跡ヘ陸軍大学校ヲ開設ス」Ref:A15110489800、「陸軍大学校条例ヲ定ム」Ref:A15110078400、「陸軍大学校条例第二章中ノ諸条改正」Ref:A15110490100。 |