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解説 | 1897(明治30)年3月陸軍中央糧秣廠条例(勅令第28号)に基づき、陸軍中央糧秣廠として設置された。陸軍所要の糧秣の調達・製造・貯蔵等を担った。陸軍中央糧秣廠は越中島(現在の東京都江東区)に置かれ、陸軍省経理局長に隷属した。長として主管(1等軍吏)、その下に糧餉官(2等ないしは3等軍吏)が置かれた。1902年1月の陸軍糧秣廠条例制定陸軍中央糧秣廠条例廃止(勅令第21号)により、陸軍糧秣廠と改称された。長は廠長に改称され、陸軍大臣直属となりその下に廠員が置かれることとされた。1903年9月の陸軍糧秣廠条例中改正追加(勅令第132号)では、宇品(現在の広島県広島市)に糧秣廠支廠が設置され、支廠長は廠長の命を受けることとされた。1908年3月の陸軍糧秣廠条例改正(勅令第24号)により、大阪にも糧秣廠支廠が設置された。 |
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上位の階層 | 陸軍(明治・大正期) > 陸軍省外局等 > 陸軍糧秣廠 |
レファレンス コード |
「御署名原本・明治三十年・勅令第二十八号・陸軍中央糧秣廠条例」Ref:A03020277000、「御署名原本・明治三十五年・勅令第二十一号・陸軍糧秣廠条例制定陸軍中央糧秣廠条例廃止」Ref:A03020523600、「御署名原本・明治三十六年・勅令第百三十二号・陸軍糧秣廠条例中改正追加」Ref:A03020568500、「御署名原本・明治四十一年・勅令第二十四号・陸軍糧秣廠条例改正」Ref:A03020749400。 |