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解説 | 1886(明治19)年3月制定の被服廠条例(陸軍省達16号)に基づき設置された。陸軍所要の被服の調達・製造・補給等を担った。当初東京のみに設置され(本所横綱町・1919年8月赤羽に移転)、陸軍省会計局に隷属し、主管1名(1等軍吏)・被服官若干名(2等ないしは3等軍吏)が置かれた。1902年1月の陸軍被服廠条例改正(勅令第23号)では、主管が廠長に改称され、陸軍大臣に隷属することとなった。また必要に応じ支廠および派出所を設置できる旨が規定された。1903年9月の陸軍被服廠条例中改正追加(勅令第133号)では、大阪に被服支廠を設置することが明記され、支廠長は廠長の命を受けることとされた。1908年3月の陸軍被服廠条例改正(勅令第23号)では広島出張所が被服支廠に昇格となった。 |
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上位の階層 | 陸軍(明治・大正期) > 陸軍省外局等 > 陸軍被服廠 |
レファレンス コード |
「被服廠条例定む」Ref:C08070107000、「御署名原本・明治二十三年・勅令第五十八号・陸軍被服廠条例」Ref:A03020065900、「御署名原本・明治三十五年・勅令第二十三号・陸軍被服廠条例改正」Ref:A03020523800、「御署名原本・明治三十六年・勅令第百三十三号・陸軍被服廠条例中改正追加」Ref:A03020568600、「御署名原本・明治四十一年・勅令第二十三号・陸軍被服廠条例改正」Ref:A03020749300。 |