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解説 | 1903(明治36)年5月火薬に関する事項を研究調査する機関として、東京砲兵工廠板橋火薬製造所内に設置された。無煙火薬や爆薬などの新式火薬の成分製法貯蔵法等の審査研究を担った。所長は東京砲兵工廠提理に隷して研究所の業務を管理し、研究事項に関しては陸軍技術審査部長の区処を受けることとされた。また陸海軍用火薬を研究する必要性から、海軍将校同相当官もしくは海軍技師が所員を兼務したり、海軍技師が業務に従事したりできる旨が規定された。1919(大正8)年4月に廃止され、代わって陸軍科学研究所が設置された。 |
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上位の階層 | 陸軍(明治・大正期) > 陸軍省外局等 > 陸軍火薬研究所 |
レファレンス コード |
「御署名原本・明治三十六年・勅令第八十二号・陸軍火薬研究所条例」Ref:A03020563500、「陸軍技術審査部条例○陸軍火薬研究所条例○対馬警備隊司令部条例ヲ定メ○要塞司令部条例○築城部条例○陸軍兵器廠条例○砲兵工廠条例ヲ改正シ○陸軍兵器監部条例ヲ廃止ス」Ref:A15113453400、「御署名原本・大正八年・勅令第百十号・陸軍科学研究所令制定陸軍火薬研究所条例廃止」Ref:A03021185000)。 |