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地域 | 日本 |
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解説 | 1910年4月16日、発電水力調査のため、逓信省に設置された。1910年4月16日公布の臨時発電水力調査局官制によれば、長官には逓信次官を、次長には電気局長を充てた。全国に7支局、5出張所が置かれ、その下に設置された計55の測量班により、河川流量、地形などの実地調査が行われた。1910年4月18日公達の分課規程によれば、(1)庶務や会計などに関する事務を掌る庶務課、(2)事業の計画及び監督、測量及調査の成績収集整理などに関する事務を掌る作業課、(3)統計報告や水力調査事業の取調に関する事務を掌る調査課が置かれた。作業課長は東京帝国大学工科大学教授の中山秀三郎が兼務した。1913年6月13日、同局は廃止された。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 「臨時発電水力調査局官制ヲ定ム」(アジ歴:A15113757700) 臨時発電水力調査局編『発電水力調査書 第一巻』逓信省、1914年、4-7頁。 「御署名原本・大正二年・勅令第二百八号・臨時発電水力調査局官制廃止」(アジ歴:A03020974800) |