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地域 | 日本 |
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都市名 | 長崎 |
解説 | 長崎県長崎市にある島。明治から昭和にかけて海底炭鉱によって栄えた。島の周囲をコンクリートの防波壁で囲まれた外観が軍艦のように見えることから、軍艦島とも呼ばれる。1890年に三菱が、鍋島孫太郎から買収し、その後1974年の閉山まで採掘をおこなった。東西160メートル、南北480メートルの小さな島に、明治時代から2000人以上が居住し、1960年頃には住民の数は5000人以上となった。2001年に三菱から長崎県西彼杵郡高島町(2005年に長崎市に編入)に譲渡された。2015年、端島炭鉱を構成資産に含む「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」がユネスコの世界文化遺産に登録された。 |
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参考資料 | 「写真週報 178号」(アジ歴:A06031077300)4-5画像目。後藤惠之輔、森俊雄、坂本道徳、小島隆行「端島(軍艦島)における聞き取り調査及び現地調査」(『長崎大学工学部研究報告』第35巻第64号、2005年)57-62頁。宮地英敏「三菱端島における労働者の性格について:敗戦から1960年代後半までの石炭産業」(『社会経済史学』第76巻2号、2010年)213-224頁。 |