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地域 | 日本 |
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都市名 | 東京 |
解説 | 海軍省第二局は、軍艦の建造改修などを掌った部局。1889年3月、それまであった艦政局に代わって設立された。1889年3月7日改正の海軍省官制によれば、艦船兵器の造修、兵器弾薬、艦船需用品の准備供給、土地家屋に関する事項を掌り、第一課から第四課までの課があった。第一課は兵器弾薬及び属具の数額を定め製造改造修理配備供給の法を整理する事など、第二課は新製すべき艦船の大体計画及び建設所を査定する事、第三課は艦営の測器船具その他艦船附属具及び石炭その他艦営需用品の品種数額を定める事及びその配備供給の規制に関する事務など、第四課は海軍一般の営繕に関する設計並びその入費概算書を調査する事などを管掌した。1893年5月19日の海軍省官制改正により、海軍省の部局は軍務局と経理局となり、第2局は廃止された。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』東京大学出版会、2005年、516-517頁。「御署名原本・明治二十二年・勅令第二十九号・海軍省官制改正」(アジ歴:A03020036300)6画像目。「御署名原本・明治二十六年・勅令第三十六号・海軍省官制改正」(アジ歴:A03020140700)4画像目。 |
歴代長官 部局長等 |
局長:福島敬典 |