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地域 | 日本 |
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都市名 | 東京 |
解説 | 文部省普通学務局は、1881年10月24日の文部省達により、官立学務局と地方学務局が廃止されるとともに設置された。同達により普通学務局は、中学校、小学校、幼稚園、普通師範学校など、普通教育に係る事務を管掌した。1883年3月15日には普通学務局処務規程が定められ、局下に庶務掛、取調掛、記録掛が置かれた。1885年2月9日、普通学務局は廃止され学務二局に引き継がれたが、同年12月28日には学務二局が専門学務局を引き継いだ学務一局と統合されて学務局となり、さらに1887年10月5日には学務局が専門学務局と普通学務局に再分割された。1913年6月13日の官制改正により図書局が廃止されると、図書館及び博物館に関する業務が普通学務局に引き継がれた。1924年12月22日の分課規程改正では普通学務局内に社会教育課が設置され、これが独立する形で1929年7月1日には社会教育局が設置された。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 文部省編『明治以降教育制度発達史』(教育資料調査会、1964-1965年)、第2巻1-85頁、548-613頁、第3巻1006-1053頁、第4巻959-1031頁、第6巻579-651頁、第9巻508-592頁 |
歴代長官 部局長等 |
普通学務局長:辻新次(1881年10月24日-1885年2月9日)/浜尾新・局長心得(1887年10月6日-1887年12月28日)/野村綱・局長代理(1887年12月28日-1888年9月23日)/久保春景・局長代理(1888年9月24日-1889年4月19日)/服部一三(1889年4月20日-1891年4月24日)/江木千之(1891年4月27日-1891年6月18日)/久保田譲(1891年6月18日-1892年11月24日)/千家尊福(1892年12月7日-1893年5月4日)/木場貞長・局長心得(1893年5月4日-1893年7月22日)/木場貞長(1893年7月22日-1897年4月16日)/安広伴一郎(1897年4月16日-1897年11月16日)/手島精一(1897年11月17日-1898年1月18日)/嘉納治五郎・兼任(1898年1月18日-1898年6月20日)/嘉納治五郎(1898年6月20日-1898年11月24日)/沢柳政太郎(1898年11月24日-1906年2月12日)/野尻精一・局長心得(1906年2月12日-1906年8月10日)/白仁武(1906年8月10日-1908年5月15日)/松村茂助(1908年5月15日-1911年5月10日)/田所美治(1911年5月10日-1916年10月13日) 学務第二局長:辻新次・兼任(1885年2月9日-1885年12月27日) |