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地域 | 日本 |
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都市名 | 石川県・岐阜県・広島県・宮城県・山梨県・福井県・山口県・山形県 |
解説 | 明治時代、実用に役立つ農業教育機関として府県に開設された。勧農場・勧業場・勧業試験場・農学校などの名称をもつものもある。最も早くつくられたのは石川県農事講習所で1877(明治10)年に開設された。その他、岐阜県・広島県・宮城県・山梨県・福井県・山口県・山形県にも置かれた。1894年に農事講習所規程(農商務令第8号)が公布され、固定施設の他に巡回講話や季節開設も可能となった。同じ頃、文部省は実業補習学校規程(1893年)、簡易農学校規程(1894年)、実業教育費国庫補助法(1894年)を公布し改組を促した。その結果、農事講習所の大部分が農学校または簡易農学校に改組された。 |
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参考資料 | 「農事講習所」(執筆者牛山敬二)『国史大辞典』11巻、吉川弘文館、1990、362頁。「農学校」(執筆者寺崎昌男)宮地正人、佐藤能丸、櫻井良樹編『明治時代史大辞典第3巻』(吉川弘文館、2013年)104頁。「農事講習所規程ヲ定ム」(アジ歴Ref:A15112863900) |