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地域 | 日本 |
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都市名 | 東京 |
解説 | 地方行政を専管する内務省の一部局。1885(明治17)年にはじめて県治局が設置され、1898(明治31年)に地方局と改称されると、1947(昭和22)年の内務省廃止まで存続した。府県・町村の行財政ならびに自治制度の指導監督・制度改革を担当した。戦時体制化に伴い、地方局の管掌事務には、変化がみられる。地方局では、主に町内会・部落会の事務、国民精神総動員、大政翼賛会など、国民運動と関連性がある地方行政に関する業務や、地方行政連絡協議会に関する事務を担当した。終戦後は、公務員制度の改正に対処するために職員課を、選挙制度の改正に対処するために選挙課をそれぞれ設置した。内務省廃止時には総務・行政・財政・職員・選挙の各課が存在した。 |
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参考資料 | 大霞会『内務省史』第2巻、1970年。「内務省」(執筆者 伊藤隆)『国史大辞典10』吉川弘文館、1989年、525頁。 |
歴代長官 部局長等 |
井上友一・局長事務取扱(1898年11月1日-1898年11月12日)/深野一三(1898年11月12日-1899年4月7日)/柴田家門(1899年4月7日-1900年10月25日)/中根重一(1900年10月25日-1901年6月5日)/大森鍾一・局長心得(1901年6月5日-1901年7月5日)/山縣伊三郎(1901年7月5日-1902年2月8日)/吉原三郎(1902年2月8日-1906年1月17日)/床次竹二郎(1906年1月17日-1911年9月4日)/水野錬太郎(1911年9月4日-1912年12月22日) |