日本

東京

大蔵省の枢要な事務を掌る内部部局。1886年2月の大蔵省官制で設置され、所管事務を定めた。1893年10月の大蔵省の官制通則の全面改正により所管事務は詳細に規定された。同令第10条によれば、機密に属する事項、官吏の進退、大臣の官印及び省印の管守、公文書類及び成分書の接受発送、統計報告の調製、公文書類の編纂保存、大蔵省所管の経費及び収入の予算・決算・会計、大蔵省所管の官有財産及び物品に関する事項、その他大蔵省官制で特に所管とされた事項と定められている。

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「各省官制通則改正」（アジ歴Ref: A03020149300）。「大蔵省」（執筆者：大森とく子）『国史大辞典　第2巻』吉川弘文館、1980年、556-557頁。

官房長：平山成信（1900年5月20日-1900年10月27日）／石塚重平（1900年10月27日-1901年5月14日）／長森藤吉郎（1901年6月5日-1903年12月5日）