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地域 | 日本 |
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都市名 | 東京 |
解説 | 南部局は、台湾に関する事務を管掌する拓殖務省の部局である。1896年3月30日、勅令第87号「拓殖務省官制」により、拓殖務省内に設置された。局長は勅任官。局内は三課体制とされ、第一課が外国人・居留地・税関に関する事務を、第二課が地方行政を、第三課が土木・運輸・産業を分掌した。1897年8月31日、勅令第294号「拓殖務省官制廃止」によって廃止され、管掌事務は同日に公布された勅令第295号「台湾事務局官制」で新設された台湾事務局に引き継がれた。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 「拓殖務省」(執筆者馬場明)『国史大辞典』9巻、吉川弘文館、1988、105頁。拓殖務大臣官房文書課『省務要覧』拓殖務大臣官房文書課、1897。御署名原本・明治二十九年・勅令第八十七号・拓殖務省官制(A03020232799)。御署名原本・明治三十年・勅令第二百九十四号・拓殖務省官制廃止(A03020303699)。御署名原本・明治三十年・勅令第二百九十五号・台湾事務局官制(A03020303799)。 |
歴代長官 部局長等 |
野村政明(1896年4月7日-1897年9月2日) |