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地域 | 北海道 |
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都市名 | 札幌 |
解説 | 1885年5月に陸軍省屯田事務係は屯田兵本部と改称された。本部長には永山武四郎少将が任じられた。1886年1月の北海道庁設置によって経費は陸軍省から道庁所管に変更された。1888年5月には永山武四郎が屯田兵本部長兼任のまま道庁長官に就任した。1889年7月に屯田兵本部は屯田兵司令部に改められた。司令官にはそのまま永山が就任した。同年9月に軍法会議が置かれ、1890年8月に司令長官が天皇直属に改められるなど師団に近づけられた。1895年3月からは屯田兵を中心に臨時第七師団が編成され、翌年5月正式に第七師団が新設され永山中将が師団長となった。1898年4月に全道に徴兵制が適用されると翌年を最後に屯田兵の募集は停止し、1904年9月に屯田兵条例の廃止で屯田兵制度は解体された。 |
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参考資料 | 朝倉治彦編『明治官制辞典』東京堂出版、1969年、496-497頁。 札幌市教育委員会編『屯田兵』(北海道新聞社、1985年)、第1章。 |
歴代長官 部局長等 |
永山武四郎 |