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地域 | フィリピン |
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都市名 | マニラ |
解説 | 日本製品の販路拡張のため、在広東領事館・在シンガポール領事館等とともに設置が計画され、1888年11月16日に谷田部梅吉が初代在マニラ領事に任命された。谷田部は神戸・上海・香港を経由して、1889年1月14日にマニラに到着。当初はホテルに滞在していたが、同年同月25日に家屋を借り入れ、領事館を開設した。1893年11月、マニラに来訪する日本人の減少を理由に一旦閉鎖され、その業務は在香港領事館が担当することとなったが、日清戦争後の台湾領有後、再び来訪・在留する日本人が増加したため、1896年9月に再開された。米西戦争の結果、1898年12月よりフィリピンはアメリカ領となったが、日本の領事館は引き続き設置された。1919年5月28日には在マニラ総領事館に改編となった。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 「フィリッピン、馬耳塞、新嘉坡、広東、メルボルンノ諸港ニ帝国領事館設立ノ儀上奏 自明治20年」(アジ歴Ref:B15100749100)。「各国駐在帝国領事任免雑件/「マニラ」之部」(アジ歴Ref:B16080080000)。 |
歴代長官 部局長等 |
谷田部梅吉・領事(1888年11月16日任命・1889年1月25日着任)/中村孟・領事(1892年4月12日任命)/三浦荒次郎・領事館事務代理(1896年9月16日任命)/三増久米吉・二等領事(1898年5月7日任命)/北条太洋・領事館事務代理(1900年9月任命)/成田五郎・副領事(1900年10月9日任命)/赤塚正助・領事(1906年11月5日任命)/岩谷譲吉・副領事(1909年3月9日任命)/杉村恒造・副領事(1910年9月21日任命)/相原庫五郎・副領事(1918年4月16日任命)/来栖三郎・総領事(1919年8月26日)/杉村恒造・総領事(1921年8月23日任命) |