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地域 | 満洲 |
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都市名 | 奉天 |
解説 | 清朝期より対外的に開放されていた奉天(現在の瀋陽)において、日露戦争後の1906年6月1日に設置された。1905年12月22日に調印された「満洲に関する日清条約」により、遼陽・鉄嶺・長春・吉林・チチハル・満洲里など14都市を外国人に開放することが決定されたことから、1906年9月20日には鉄嶺に分館が開館され 、同年11月15日には新民府分館と長春分館が設置された 。長春分館は1907年11月10日に長春領事館に昇格され 、1908年9月10日には、鉄嶺分館が鉄嶺領事館に昇格、遼陽出張所が遼陽領事館に昇格した 。1936年10月31日に新民府分館が閉鎖。奉天総領事館は1937年12月の満洲国における治外法権撤廃に伴い、1939年2月28日に閉鎖された。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 『官報』1906年6月19日、『官報』1906年9月21日、『官報』1906年11月16日、『官報』1907年11月13日、『官報』1908年9月11日、『官報』1921年4月1日、『官報』1936年10月31日、『官報』1938年4月23日、『官報』1939年2月28日。「満州に関する日清条約」(波多野善大執筆)外務省外交史料館・日本外交史辞典編纂委員会編『新版 日本外交史辞典』山川出版社、1992年、973-974頁。 |
歴代長官 部局長等 |
萩原守一・総領事(1906年5月26日着任)/吉田茂・事務代理(1907年4月10日着任)/萩原守一・総領事(1907年6月13日着任)/加藤本四郎・総領事(1907年10月23日着任)/吉田茂・事務代理(1908年6月24日着任)/岡部三郎・総領事代理(1908年9月5日着任)/小池張造・総領事(1908年11月13日着任)/有田八郎・総領事代理(1910年4月5日着任)/小池張造・総領事(1910年5月14日着任)/有田八郎・総領事代理(1911年6月16日着任)/小池張造・総領事(1911年8月2日着任)/落合謙太郎・総領事(1911年11月14日着任) |