トップページ > グロッサリー検索
地域 | 中国 |
---|---|
都市名 | 武漢 |
解説 | 1885年5月18日、漢口領事館の設置が決定し、南貞助が初代領事に着任される。同年10月に領事が町田實一に交代となり、九江も兼轄となる。1891年8月28日、領事館閉鎖のため、橋口直右衛門副領事に帰国を命じられた。1898年10月11日に領事館を再開した。1904年湖南省の長沙に長沙分館を開館し、翌年その長沙分館が独立し領事館に昇格する。1909年10月1日に漢口領事館は総領事館に格上げされる。1900年12月時点では当領事館の管轄地域は湖北省の漢陽府、武昌府、徳安府、黄州府、河南省の彰徳府、衛輝府、開封府、陳州府、許州、帰徳府、南陽府、汝寧府、光州、江西省の九江府、南昌府、饒州府、広信府、南康府、建昌府、撫州府、臨江府、瑞州府、袁州府および湖南省の岳州府、長沙府、賓慶府、桂陽州、郴州、永州府を管轄したが、長沙分館が独立した際に湖南省および袁州府を除く江西省はそこらの管轄となった。1909年3月時点で当領事館の管轄地域は湖北省の漢陽府、武昌府、徳安府、黄州府および江西省(袁州府を除く)、河南省、陝西省、甘粛省、新疆省であった。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 「清国漢口并新嘉坡両所ニ領事館ヲ創設ス」(アジ歴Ref:A15111009400(1885年5月) 「清国湖南省長沙府ニ漢口領事館ノ分館ヲ設置ス」(アジ歴Ref:A01200940600)(1904年8月) 「浦塩香港広東及漢口ノ領事館ヲ総領事館ニ、南宋秘露国里馬ノ名誉領事館ヲ領事館ニ改定ス」(アジ歴Ref:A01200045100)(1909年9月) 角山榮編著『日本領事報告の研究』同文舘、1986年、493、508、516、529-530頁。 明治期外交資料研究会編『外務省制度・組織・人事関係調書集 第3巻 (外務省年鑑 明治42年版) (明治期外務省調書集成)』クレス出版、1995年、30、81、380、400頁。 |
歴代長官 部局長等 |
南貞助・領事(1885年6月25日着任)/町田實一・領事(1885年10月1日着任-1889年2月)/伊藤裕徳・領事代理(1889年4月30日着任)/成田五郎・領事代理(1890年10月着任)/橋口直右衛門・領事代理(1891年4月22日着任)/瀬川浅之進・二等領事(1898年10月11日着任)/古谷栄一・事務代理(1899年8月14日着任)/瀬川浅之進・領事(1899年10月17日着任)/古谷栄一・事務代理(1901年7月9日着任)/山崎桂・領事(1902年2月10日着任)/古谷栄一・事務代理(1903年1月31日着任)/矢田長之助・事務代理(1903年2月27日着任)/山崎桂・領事(1903年5月26日着任-1903年6月29日在任中に死去)/矢田長之助・事務代理(1903年6月29日着任)/永瀧久吉・領事(1903年11月4日着任)/吉田美利・事務代理(1904年7月20日着任)/永瀧久吉・領事(1904年10月25日着任)/水野幸吉・領事(1905年9月28日着任)/相原庫五郎・事務代理(1906年1月22日着任)/水野幸吉・領事(1906年5月2日着任)/山崎馨一・事務代理(1907年2月9日着任)/水野幸吉・領事(1907年5月7日着任)/高橋橘太郎・領事(1907年10月5日着任)/矢田七太郎・領事代理(1908年6月2日着任)/高橋橘太郎・領事(1908年7月24日着任)/高橋橘太郎・総領事代理(1909年10月1日着任-1909年10月17日在任中に死去)/渡辺省三・総領事代理(1909年10月17日着任)/松村貞雄・総領事(1910年3月9日着任)/来栖三郎・総領事代理(1910年7月30日着任)/松村貞雄・総領事(1910年12月16日着任) |