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地域 | 日本 |
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都市名 | 東京 |
解説 | 外務省庶務局は、1872年11月26日、それまでの庶務課を昇格させる形で設立された。1873年1月の外務省事務章程では、庶務局は本省及び諸属所の修復営繕、調達物など一切の費用の管理、本省官員の官禄や費用の給付、外国官員との間などでの諸典礼を管掌するとされた。局長は他の局長が兼務した。1877年9月5日の達により庶務局の下には出納課と用度課が置かれたが、1879年9月に庶務局分課規程が制定され出納局が新設されると、庶務局は精算課と用度課兼庶務課の2課体制となった。さらに1880年12月の局課改正により出納局に代わって会計局が設置されると、庶務局は儀式課と用度課の2課体制となった。1886年2月27日に外務省官制が公布されると庶務局は廃止され、その業務は会計局と総務局に引き継がれた。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 外務省百年史編纂委員会編『外務省の百年』原書房、1969年、110-173頁 |
歴代長官 部局長等 |
宮本小一・局長心得(明治5年11月26日-1873年5月7日)/厚東樹臣・局長心得(1873年5月7日-1873年11月24日)/吉沢経範・局長代理(1873年11月24日-1873年11月30日)/宮本小一・局長心得(1873年11月30日-1880年11月15日)/宮本小一(1880年11月15日-1883年9月20日)/石橋政方(1883年9月20日-1884年7月28日)/三浦甫一・局長心得(1884年7月28日-1884年10月18日)/吉田二郎・局長心得(1884年10月18日-1885年8月5日)/近藤真鋤(1885年8月5日-1885年12月28日) |