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地域 | 琉球 |
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都市名 | 那覇 |
解説 | 1871(明治4)年の廃藩置県により、琉球は鹿児島県の管轄となり、翌1872年に鹿児島県官の奈良原幸五郎(奈良原繁)と伊地知壮之丞(伊地知貞馨)が琉球入りした。1872年10月(明治5年9月)には太政官により琉球藩の外交権が接収され、琉球王国と西洋各国が締結した条約と交際事務が外務省により管轄されることとなり、那覇に外務省の出張所が開設され、外務省六等出仕の伊地知が琉球藩在勤を任じられた。外務省は琉球藩に対し条約正本の提出を命じ、それらは外務省に接収された。1874年7月12日に琉球藩に関わる事務は内務省へ移管され、外務省の出張所および同職員の琉球藩在勤は廃止された。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 外務省記録局編『外務省沿革略誌』1889年、15頁。「琉球帰属問題」(安岡昭男執筆)外務省外交史料館・日本外交史辞典編纂委員会編『新版 日本外交史辞典』山川出版社、1992年、1049-1050頁。 |
歴代長官 部局長等 |
外務省六等出仕・伊地知壮之丞(伊地知貞馨) |