トップページ > グロッサリー検索
地域 | 香港 |
---|---|
解説 | 総督部は純然たる統帥機関で、一般軍司令部と同一性格を有するものであり、香港防衛隊はその隷下に作戦兵力として付けられた隊である。1942年2月20日、初代総督磯谷廉介による「香督命第一号」により、防衛隊は総督の隷下に置かれた。初代香港防衛隊長は足立重郎少将である。その配下として独立歩兵第第六十七大隊、六十八大隊、六十九大隊、香港砲兵隊第一中隊(重砲)、第二中隊(重砲)、第三中隊(迫撃砲)、第四中隊(高射砲)が置かれ、総督管区の警備を担った。1945年8月15日に日本による統治が終わると香港防衛隊も解体された。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 防衛庁防衛研修所戦史室『戦史叢書 香港・長沙作戦』(朝雲新聞社、1971)329-335。 「香港占領地総督部命令」については、C01000125300(1942年2月)を参照。 |
歴代長官 部局長等 |
初代香港防衛隊長 足立重郎 |