トップページ > グロッサリー検索
地域 | 樺太 |
---|---|
都市名 | 大泊・豊原 |
解説 | 樺太守備隊司令官は、1905(明治38)年に樺太が日本に帰属することが決定した際に設置された。樺太庁官制施行以前の軍政時代においては、民政の重大事項に関しても民政長官への指揮権を持っていた。1907(明治40)年3月の樺太庁官制においては樺太守備隊司令官が樺太庁長官を兼ねることが明記され、楠瀬幸彦が樺太守備隊司令官兼樺太庁長官に就任したものの、楠瀬が初代長官を退いた後は司令官と長官が異なる状態が続いていた。1913(大正2)年5月に樺太守備隊が廃止されるとともに同司令官も廃止となった。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 樺太庁官制については、A03020704800(1907年3月)を参照。その後の樺太庁官制の改正については、A03020984900(1913年12月23日)を参照。社団法人全国樺太連盟編『樺太沿革・行政史』1978年、309-314頁。 |
歴代長官 部局長等 |
山田保永(1905年9月~1906年7月)/楠瀬幸彦(1906年9月~1908年4月)/豊辺新作(1908年4月~1909年4月)/柳下重勝(1909年4月~1911年9月)/生田目新(1911年9月~1913年5月) |