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地域 | 満洲国 |
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都市名 | 新京 |
解説 | 立法院は、満洲国の一院制の立法機関であり、1932年3月9日の政府組織法では、満洲国の予算案法律案は立法院の翼賛を必要とするとされた。初代立法院長に任命された趙欣伯などは、憲法の制定と立法院の翼賛による立憲君主制を予定しており、1932年には憲法調査の名目で来日している。しかし、趙自身が収賄の疑いで失脚した影響などで、ついに満洲国において憲法が制定されることはなかった。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 「政府組織法」教令第1号、1932年3月9日(『満洲国政府公報日譯』第1号、1932年4月1日)及び「国務院各部官制」教令第6号、1932年3月9日(『満洲国政府公報日譯』第1号、1932年4月1日、詳しくはRef.A06031008700を参照/田中隆一『満洲国と日本の帝国支配』有志舎、2007年、62-83頁、満洲国史編纂刊行委員会『満洲国史 各論』満蒙同胞援護会、1971年、5頁。 |
歴代長官 部局長等 |
立法院院長 趙欣伯(1932.3.9~1934.10.11) |