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地域 | 満洲国 |
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都市名 | 新京 |
解説 | 満洲国侍従武官処は、皇帝に常時奉仕し軍事に関する伝達業務を担当した皇帝直属の機関である。その設置は、1934年3月の「侍従武官処令」軍令第2号による 。侍従武官処には侍従武官長が置かれ陸軍上将又は中将が就任した。また、侍従武官長が統率した侍従武官は陸軍中将または少将2名、陸軍校官(佐官)又は尉官3名、海軍校官(佐官)又は尉官1名が充てられた。1939年10月2日の勅令248号による改編では、侍従武官は陸軍武官のみに限定された。さらにこの勅令によって副官、経理を担当する軍需官、翻訳を担当する繙訳官、訳官が置かれた。侍従武官処は1945年8月の満洲国の解散・溥儀の退位によって消滅した。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 「侍従武官処令」軍令第2号、1934年3月1日(『満州国政府公報日譯』号外、1934年3月1日)詳しくはアジ歴Ref:A06031010800を参照。「侍従武官処令」勅令第248号、1939年10月2日(『満州国政府公報日譯』第1640号、1939年10月2日)詳しくは、アジ歴Ref:A06031004400。 |
歴代長官 部局長等 |