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戦時中に電波監理行政を担っていた逓信院電波局は、1946年（昭和21）7月1日、逓信院が逓信省に改編されると逓信省電波局として再発足した。局内には管理課・電波課・観測課・標準課が置かれ、同年9月に中央電波観測所が含まれた。連合国軍最高司令部から電気通信事業の機構と郵政関係の機構を分離すること、電波行政機構と電気通信事業の機構とを分離するよう勧告を受け、分割案が検討される中でCCS（連合国軍総司令部民間通信局）の「郵電分離」指示（SCAPIN5985-A）により、1949年（昭和24）6月1日、逓信省は郵政省と電気通信省とに分割された。それにともない電波監理行政は電気通信省の外局である電波庁に移管された。

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Ref：電波局官制（A03022275200）、逓信院官制（A04017741200）、逓信省官制（A13110676300）GHQ書翰（A15060078400）、電気通信省設置（A13111012900）郵政省編『続逓信事業史』第6巻（財団法人前島会、1961年）、郵政省編『続逓信事業史』第1巻（財団法人前島会、1963年）