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地域 | 日本 |
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都市名 | 東京 |
解説 | 大蔵省の外局の一つ。貨幣の製造や鋳潰、貨幣・地金の出納保管、各種貴金属製品の製造、鉱物などの分析試験をおこなう。終戦時の部局は、大阪本局・東京支局・広島支局が置かれ、それぞれ部制がとられた。また、陶貨製造のために瀬戸・京都・有田に出張所が設置された。終戦を迎えると、「造幣局官制」(明治43年3月28日勅令第40号)は、1946(昭和21)年4月28日の「行政整理実施ノ為ニスル大蔵省官制中改正等ノ件」(勅令第69号)を契機に4度の改正がおこなわれ、機構の圧縮がはかられた。1949(昭和24)年5月31日「大蔵省設置法」(法律第144号)が制定されると、造幣局は造幣庁と名称が変更となる。同庁には長官の下に、総務部と作業部が置かれた。1952(昭和27)年には、再び造幣局と名称が変更され、2006(平成18)年の独立行政法人化を経て現在に至る。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 大蔵省財政金融研究所財政史室『大蔵省史-明治・大正・昭和』第3巻、大蔵財務協会、1998年、141-142頁。 |