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地域 | 日本 |
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都市名 | 東京 |
解説 | 1943年(昭和18)、国内態勢強化のため、研究機関である国民精神文化研究と錬成機関である国民錬成所とが合併して教学錬成所が誕生した。教学錬成所では国体の本義に基づく教学に関する研究と、教員そのほかの指導的国民の錬成がおこなわれることとなった。所内に総務部、研究部、指導部が置かれたが、1944年(昭和19)3月に改編され、農場、教学部、指導部、調査部などが置かれた。「教学錬成所官制」には、教学の研究がうたわれているが、実際には研究をおこなう体制ではなく、錬成の実施が中心となり、練成会が止めどなくおこなわれていた。1945年(昭和20)10月13日、戦争の終結に伴い、教学錬成所は廃止され、あらたに教職員や社会教育に従事する者の研修を目的とする教育研修所が設置された。この教育研修所は国立教育研究所を経て、現在の国立教育政策研究所となっている。 |
上位の階層 | |
参考資料 | Ref:教学錬成所官制(A14101088800)、教育研修所官制(A04017768000)前田一男「国民精神文化研究所の研究-戦時下教学刷新における「精研」の役割・機能について-」(『日本の教育史学』25号、1982年9月) |