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地域 | 日本 |
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都市名 | 東京 |
解説 | 1871(明治4)年7月18日、国民の思想統合ならびに欧米の先進文化と技術の普及を進める学校教育制度の全国的規模での形成を意図し、文部省が設置される。翌18日に省の長として文部卿が置かれた。初代文部卿は大木喬任である。1885(明治18)年12月22日、内閣制度の発足に伴い、長たる役職は文部大臣となる。初代文部大臣は森有礼である。文部大臣は教育・学問に関する事務を管理した。大臣の下には勅任によって次官1人が置かれ、次官は大臣の命を受けて大臣の職務を代理し、あるいは大臣の指令する範囲内において委任を受けた。終戦後も文部省は学校教育及び研究機関の指導、調査、財政補助等を掌る省として存続。大臣は省を統括する役割を担った。2001(平成13)年1月6日、文部省と科学技術庁が統合され、文部科学省が新たに設置されると、その任は文部科学大臣に引き継がれた。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 「文部省」(執筆者 佐藤秀夫)『国史大辞典13』吉川弘文館、1992年、909-917頁。Ref.A15070138900、Ref.A15111924000 |