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戦時海運管理要綱
解説
1941(昭和16)年8月19日に「戦時海運管理要綱ニ関スル件」として閣議決定された。その目的としては、戦時海上輸送の完遂を期し、日本の全船舶の一元的運航、船員の臨戦態勢の確立、船舶・船員・造船の国家による管理にあった。また、戦時海運管理要綱とともに、海運統制のさらなる強化のため、海事行政機構拡充要綱の決定も議論され、「海務院」の設置が検討されていたが、その実現は同年12月まで持ち越された。
上位の階層
昭和(日中戦争・太平洋戦争期)
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戦時
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土木・通信・運輸
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法令・規則・制度
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参考資料
「戦時海運管理要綱ニ関スル件ヲ定ム」(Ref:A14100955000)。寺谷武明『日本海運経営史3 海運業と海軍』日本経済新聞社、1981年、70頁。