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地域 | 日本 |
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都市名 | 東京 |
解説 | 1887(明治20)年3月10日、逓信省開設当初からあった翻逓局と電信局が廃止され、内信・外信・工務・為替貯金の4局が新設された。このうち工務局は電信工業に関する事務を掌り、下部に第一・二課が置かれた。初代局長(次長)は、工部大学校教授・東京電信学校校長も務めた志田林三郎。1890(明治23)年6月、郵便為替貯金局の発足にともない、工務局は内信・外信局とともに廃止され、代わりに電務・郵務局が設置された。しかし、1925(大正14)年5月12日の官制改正により、臨時電信電話建設局(1920年10月設置)が廃止されたことで、同局の業務を引き継ぐかたちで工務局が再設置された。以前と同様、電信・電話の建設・保存工事に関する事務を掌り、下部機関として庶務・業務・技術課が置かれた。その後、1934年6月より庶務・線路・機械・無線課に分課され、1936(昭和11)年6月より日満電話建設課(1939年10月廃止)が加わった。さらに、1937(昭和12)年8月からは調査・試験課及び同事務所(京城・釜山)、市内・市外建設課が設置された。1943(昭和18)年11月1日に逓信省と鉄道省とが統合し、運輸通信省が新設されると、通信業務は外局の通信院の所管となり、通信院工務局に業務移管された。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 逓信省編『逓信事業史 第1巻』逓信協会、1944年、16-17、27-37、135頁。Ref:A03020010200。Ref:A03020071300。Ref:A03021564100。Ref:A14101098700。 |