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地域 | 日本 |
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都市名 | 東京 |
解説 | 1945(昭和20)年5月18日、運輸通信省の外局であった通信院が内閣総理大臣の管轄となり、逓信院に改称された。これは、戦時末期の空襲による通信網の途絶や、非常事態における重要通信の確保に即応するためであり、内閣総理大臣の統率の下で「通信非常態勢の強化」が図られたといえる。初代総裁は、通信院総裁であった塩原時三郎がそのまま就任した。大幅な組織変更もほとんどなく、下部機関として総裁官房及び総務・業務・工務・通信監督・貯金保険・電波局と、臨時部局の防衛通信施設局が置かれた。1945(昭和20)年7月25日、陸軍より本土決戦に向けた西日本方面への通信院機関設置の要望を受けて、広島市に逓信院西部逓信総局が設置された。終戦後も逓信院は継続し、1946(昭和21)年7月1日より逓信省に昇格した。 |
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参考資料 | 郵政省編『続逓信事業史 第1巻』財団法人前島会、1963年、162-168頁。Ref:A04017741200。Ref:A14101275800。Ref:A13110676300。 |