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地域 | 日本 |
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都市名 | 東京 |
解説 | 大蔵省の外局の一つ。1943(昭和18)年11月1日の行政機構整備にともない、内閣より大蔵省に移管され、発足した。基本的な業務は、大蔵大臣の指揮下のもと、諸証券類・印紙・切手などの製造を扱い、官報と法令全書の編集印刷については、内閣総理大臣の指揮監督を受けると「印刷局官制」(同年月日勅令第809号)にて定められた。局内の分課としては、官房の庶務課と、経理・労務・図書印刷・証券印刷・抄紙の各部が置かれ、各地に工場を持っていた。終戦後は、分課および工場の新設・統廃合が数次にわたりおこなわれた。1949年5月31日の「大蔵省設置法」(法律第144号)にともない、名称が印刷庁となる。1952(昭和27)年には、再び印刷局と名称が変更され、2006(平成18)年の独立行政法人化を経て現在に至る。 |
上位の階層 | |
参考資料 | Ref.A03033475700、吉川弘文館編集部『近代史必携』2007年、166頁。大蔵省財政金融研究所財政史室『大蔵省史-明治・大正・昭和』第3巻、大蔵財務協会、1998年、139-140頁。 |