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地域 | 日本 |
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都市名 | 東京 |
解説 | 1941(昭和16)年12月13日、商工省の監理局からそのまま大蔵省に移管されて新設。従来、保険、取引所、有価証券業者等の監督は商工省所管であったが、金融行政の統一という見地から、これら業務が大蔵省に移管された。同局には監理課、保険課、戦時保険課の3課が置かれた。 監理課は、取引所法、計理士法の施行に関すること、および有価証券業取締法、商品券取締法の施行に関する業務、また国家総動員計画に関する事務で保険会社、取引所等に関する取締りを管掌した。保険課は、保険政策一般および「会社経理統制令」「銀行等資金運用令」の施行に関する事務で保険会社に関する業務を担当。戦時保険課は「損害保険国営再保険法」に関すること、及び戦時海上保険補償に関する業務を管掌した。1942(昭和17)年11月1日から「戦時保険臨時措置法」施行に関する業務、恩給金庫に関すること、その他の業務をも管掌することになったが、翌1943(昭和18)年11月の官制改正によって銀行局と合併し、銀行保険局となった。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 大蔵省百年史編集室編『大蔵省百年史』下巻、1969年、155頁。 |