トップページ > グロッサリー検索
地域 |
英領マレー
|
---|---|
都市名 |
シンガポール
|
解説 |
1943年10月に館山で編成、第23航空戦隊に編入。1944年1月よりボルネオ島バリクパパンに進出し、5月5日付で第13航空艦隊指揮下に入るも、9月30日のバリクパパン大空襲を受け、1945年1月マレー半島のジョホールに引揚げる。3月以降シンガポール・南ボルネオ方面を重点に再編されるが、主要戦闘機は4月から台湾へ転用され、わずかな実働機隊を残したまま終戦を迎えた。終戦時の隊長は海軍大佐中島第三、兵力は上下士官・軍属合わせて2817人、実働飛行機数はペナン15機・シンガポール30機・マレー半島アエルタワル13機。1945年9月12日の降伏式後、マレー方面の陸海軍は連合国軍(英印軍)によって全て解隊され、10月以降レンパン島への移駐と復員が進められた(総兵員12万5千人中、1946年3月までに7万8千人が移駐、1万2千人が内還したとされる)。その他の残留兵員は、シンガポールやマレー半島の各地区抑留所に収容され、多くは作業隊として苛酷な労働に従事した。第381航空隊(所轄隊含む) 中、1946年7月1日時点での内還者1623人、作業隊1355人、入院等による残留者122人。作業隊の復員は1947年3月より再開され、10月末に完了した。
|
上位の階層 | |
参考資料 |
『戦史叢書 南西方面海軍作戦 第二段作戦』25~26、546~548、592~596頁、付録第1。浜井和史編『復員関係資料集成 第8巻 南方軍復員史 別冊 下』ゆまに書房、2010年、368・377頁。アジ歴 Ref:A15060193800、C13120411100、C13120411200、C13120411300、C14060131400、C14061113100、C14061114800、C14061157300、C14061157400、C15010140200。
|