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地域 |
英領マレー
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都市名 |
シンガポール
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解説 |
1942年2月に第40航空隊として編成され、11月より第936海軍航空隊に改称。第1南遣艦隊付属隊としてシンガポールに配備されるも、1945年1月1日付で第1海上護衛隊付属となり、マラッカ海峡対潜掃蕩作戦に参加。主に南西方面の哨戒・護衛任務につき、終戦を迎えた。終戦時の隊長は海軍大佐吉田良夫、兵力は上下士官・軍属合わせて2743人、実働飛行機数は仏領インドシナ12機・ペナン9機・シンガポール14機・スラバヤ15機。1945年9月12日の降伏式後、マレー方面の陸海軍は連合国軍(英印軍)によって全て解隊され、10月以降レンパン島への移駐と復員が進められた(総兵員12万5千人中、1946年3月までに7万8千人が移駐、1万2千人が内還したとされる)。その他の残留兵員は、シンガポールやマレー半島の各地区抑留所に収容され、多くは作業隊として苛酷な労働に従事した。第936航空隊中、1946年7月1日時点での内還者610人、作業隊387人、入院等による残留者85人。作業隊の復員は1947年3月より再開され、10月末に完了した。
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上位の階層 | |
参考資料 |
『戦史叢書 海軍航空概史』458~460頁。『戦史叢書 南西方面海軍作戦 第二段作戦』592~593頁、付録第1。浜井和史編『復員関係資料集成 第8巻 南方軍復員史 別冊 下』ゆまに書房、2010年、368・377頁。アジ歴 Ref:A15060193800、C14060131400、C14061113100、C14061114800、C14061157300、C14061157400、C15010140200。
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