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地域 |
フィリピン
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都市名 |
ルソン島
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解説 |
第33特別根拠地隊は、1944年8月5日、第98防空隊を編入して編成された。セブ島の防衛に従事していた。1945年3月26日、連合国軍上陸。4月中旬、陸軍指揮官の命により原田以下3000名は北方へ移動。この移動は困難を極めた。終戦時の司令官は潜水母艦大鯨、水上機母艦千代田の艦長を務めた海軍少将原田覚。セブにおける残存人員は一般法人を合わせて3500名。ほか隷下の部隊では、アメリカ軍上陸時に交戦したヅマゲテ部隊(特別潜航艇部隊)のうち25名が収用される。同じく交戦したスルアン島見張所のうち1名が収用される。池田海軍少尉以下スリガオ部隊のうち40名は陸軍指揮下でカガヤン方面へ移動。8月20日、原田はラブアンにて停戦協定を締結し、9月25日、現地にて自決。
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参考資料 |
『戦史叢書 南西方面海軍作戦 第二段作戦』551頁、付録第二。
アジ歴Ref:C08030732200、74画像目。
福川秀樹『日本陸海軍人名事典』芙蓉書房出版、1999年12月、397頁
厚生省援護局『旧海軍恩給年加算調書』(8)昭和60年3月、189頁
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