南太平洋諸島

ブーゲンビル島

第88警備隊は、戦時中に二度編成されている。1943年12月1日に呉鎮守府第6特別陸戦隊を基幹として編成。第1根拠地隊に編入され、陸軍部隊とともにアドミラリティ諸島に配備される。1945年2月下旬に上陸した連合国軍との戦闘により、ほぼ全員が戦死し、解隊した。1944年5月15日に第1特設輸送隊が解隊されるとともにブーゲンビル島ブイン地区所在員をもって新編。同島トノレイの防備を担当し、終戦を迎える。終戦時の司令は、海軍中佐種子島洋二。終戦後はピエズ島に収容される。1946年2月5日に練習巡洋艦鹿島に乗船して復員した。

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『戦史叢書 南太平洋陸軍作戦〈4〉フィンシュハーヘン・ツルブ・タロキナ』、429頁。『戦史叢書 南東方面海軍作戦〈3〉ガ島撤収以後』、335頁、490～492頁、508頁、514～515頁。 『北部ソロモン諸島方面海軍作戦概要及び終戦処理経過概要』（防衛省防衛研究所所蔵）