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地域 |
南太平洋諸島
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都市名 |
ニューブリテン島
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解説 |
第85警備隊は、戦時中に二度編成されている。第一次は1943年8月15日に編成。東部ニューギニア方面防備部隊に編入され、フィンシュハーフェン警備部隊となる。同年9月に上陸したオーストラリア軍と戦闘を行った後、西へ転進。1944年1月には第51師団の指揮下に入るが、同年3月には解隊。その後、1944年12月1日に解散した第938航空隊の残留員をもって、改めて第85警備隊が新編。ラバウル防衛に従事し、終戦を迎える。終戦時の司令は、海軍大佐松本亀太郎。復員は1946年の4月から5月にかけてラバウルを出港した復員船で帰途に就いた。大部分は4月22日に出港したVO55号(434名乗船)および同月24日に出港したVO37号(625名乗船、軍属443名乗船)にて復員。 そのほか若干名が5月3日出港のVO21号(2名乗船)、同月6日出港の有馬山丸(19名乗船)、同月7日出港のVO41号(32名乗船)で復員した。
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上位の階層 | |
参考資料 |
『戦史叢書 南東方面海軍作戦〈3〉ガ島撤収以後』、346~349頁。『戦史叢書 南西方面海軍作戦 第二段作戦以降』、32~-321頁。『旧海軍恩給年加算調書(8)』、223頁。『昭和20年11月11日‐昭和21年4月3日 ソロモン地区終戦処理概要』(防衛省防衛研究所所蔵)。
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