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地域 |
南太平洋諸島
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都市名 |
ブーゲンビル島ブイン
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解説 |
第17軍司令官は、アメリカとオーストラリアを遮断するために連絡線上の要衝であるニューカレドニア、フィジー、サモアの諸島を攻略する作戦を指揮(大陸指第632号、1942年5月18日)。1942年11月に第8方面軍が編成されると、その指揮下に入る(大陸命第714号、1942年11月16日)。1942年のガダルカナル島奪還作戦では、制空権を失い十分な補給がないまま戦闘しなければならず、戦死および戦病死により、上陸時には31,000人以上いた人員が撤収時には10,000人余りにまで減少した。撤退後は、ブーゲンビル島に転進し、ソロモン諸島を防備した。終戦時の司令官は陸軍中将神田正種。9月8日、タロキナ基地にて降伏文書に調印。ほとんどの将兵が1946年1月下旬から3月上旬にかけて復員し、7月に復員が完了。輸送には、練習巡洋艦鹿島、空母葛城、駆逐艦花月、病院船の有馬山丸と氷川丸、揚陸艦熊野丸、潜水母艦筑紫丸、輸送船の日昌丸が用いられ、浦賀、大竹、佐世保の港に上陸した。神田中将以下31名は、1947年4月6日に筑紫丸で佐世保港に上陸し、翌7日に復員した。
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参考資料 |
アジ歴Ref:C12122484600、5~8画像目。『戦史叢書 南太平洋陸軍作戦〈2〉ガダルカナル・ブナ作戦』、569~571頁。『戦史叢書 南太平洋陸軍作戦〈5〉アイタペ・プリアカ・ラバウル』、414頁
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