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地域 |
中国東北部
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都市名 |
錦県
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解説 |
第108師団は関東軍の戦力強化のため、1944年7月に熱河省承徳において熱河省第9独立守備隊司令部を基幹として編成され、第3方面軍直轄となり、主に熱河省の粛清作戦にあたった。最後の師団長は陸軍中将磐井虎二郎。師団司令部は日ソ開戦に伴い、奉天省遼陽に転換され、移動途中の錦県で武装解除となった。錦県作業第5大隊に編入され、1945年10月30日から11月27日にかけて黒河経由で入ソ、ベグワード第1収容所に収容。一部部隊は遼陽にあり、武装解除後に奉天省海城に移動し、将校は海城将校大隊に編入された。11月21日に満洲里経由で入ソ、12月16日、マルシャンスク収容所に収容。師団の一部は大連や金州の収容所に収容され、1947年3月までに大連港から博多や佐世保に上陸、復員した。
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上位の階層 | |
参考資料 |
『戦史叢書 関東軍〈2〉関特演・終戦時の対ソ戦』、271~272頁
アジ歴Ref:C12122509200、1~2画像目。C14020867100、7画像目。C12121203900、3画像目。
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