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地域 |
日本
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都市名 |
浦賀・舞鶴・呉・下関・博多・佐世保・鹿児島・横浜・仙崎・門司
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解説 |
地方引揚援護局は内地(樺太・沖縄・千島を除く)以外の地域から内地に引き揚げる者、および内地から内地以外の地域に引き揚げる者に対し、応急保護および検疫を実施するために設置。引揚援護業務も連合国軍総司令部の管理下に置かれ、1945年10月15日「引揚者の取扱いのため内地受入事務所設置に関する件」が連合国軍総司令部から出されると、これに基づいて11月24日勅令第651号「地方引揚援護局官制」を公布、上陸港として許可のあった各港に地方引揚援護局を設置した。局長は所在地の地方長官を任用。局内に総務部、業務部、第一復員部、第二復員部、検疫所が置かれ、軍人・軍属の復員、一般邦人の受入援護、在日外国人の送出などを担当した。当初は浦賀・舞鶴・呉・下関・博多・佐世保・鹿児島の7局と横浜(浦賀)・仙崎(下関)・門司(博多)の3出張所が設置された。1946年3月、引揚援護院が設立されると、その官制に入った。その後の改廃も含め、全国に18箇所の援護局、7箇所の出張所、連絡所が設置されたが、引揚の進捗にともなって随時閉局となり、1948年5月に引揚援護庁が設置される頃には佐世保、舞鶴、函館の3局となった。
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上位の階層 | |
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参考資料 |
引揚援護庁長官官房総務課記録係編『引揚援護の記録』引揚援護庁、1950年3月、3~5頁、63~76頁
厚生省援護局編『引揚げと援護三十年の歩み』厚生省、1977年10月、25~27頁、80~82頁
アジ歴Ref:A04017775900、1~4画像目。A13111648600、31~41画像目。A04017808300、1~5画像目。
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