トップページ > グロッサリー検索
地域 |
台湾
|
---|---|
都市名 |
台北
|
解説 |
1895年4月17日に調印された下関条約によって、台湾及び澎湖列島は日本へ割譲され、日本は台湾を領有することとなった。同年6月17日、台北において始政式が行われ、台湾総督府による台湾統治が正式に開始された。終戦時の台湾総督は陸軍大将安藤利吉。1945年10月25日の中国側への降伏調印式において事実上その職権を停止。以後業務を台湾地区日本官兵善後連絡部へ引き継いだ。総督府直属機関の接収は、台湾省行政長官公署民政処が行い、総督府の官員の多くが「服務員」としてこれに協力した。1949年6月1日に新憲法に基づく国家行政組織法が施行され、これにより台湾総督府は法制上も消滅した。
|
上位の階層 | |
参考資料 |
春田哲吉『日本の海外植民地統治の終焉』原書房、1999年、47~50・164~165・286頁
|