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地域 |
中国
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都市名 |
上海
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解説 |
上海地区の終戦処理の指揮統制は、上海方面特別根拠地隊司令官が担当。1945年9月9日中国に降伏後、支那方面艦隊の軍司令部は、翌9月10日「中国戦区日本海軍総連絡部」と改称、上海地区の海軍部隊司令部も「上海方面日本海軍連絡部」となった。連絡部長は森徳治海軍少将。1945年9月10日、航空関係を除く海軍関係は中国海軍参謀長曾以鼎中将が統一接収するよう、中国陸軍総司令部より発令がある。中国海軍接収員は1945年9月13日に上海にて接収を開始し、1946年2月上旬には作業終了。1945年9月中旬上海海軍特別陸戦隊は浦東、その他の海軍部隊は当分現位置に滞留すべしとの命令あり。支那艦隊司令部、上海方面根拠地隊司令部は、1945年9月中旬水交社へ、10月上旬には旧六三花園へ移転、これ以外の海軍各庁は10月中旬復興島に集中して武装解除。部隊の帰還は1946年1月上旬以後活発化、1946年5月末、戦犯容疑者や総連絡部を除くもの以外の送還を終了。7月4日総連絡部の撤退を以て全員送還を完了。
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上位の階層 | |
参考資料 |
防衛庁防衛研修所戦史室編『戦史叢書 中国方面海軍作戦<2> 昭和十三年四月以降』朝雲新聞社、1975年、472~473頁/アジ歴Ref:C08010835000、3画像目
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