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地域 |
日本
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都市名 |
東京
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解説 |
外務省連絡局は外務省設置法(1949年5月31日)に基づいて6月1日に新設された機関。連合国軍の対日占領期間中における連合国軍と日本政府との連絡調整事務は、最初は外務省外局の終戦連絡事務局が行い、1948年2月1日に総理庁外局の連絡調整事務局に引き継がれ、1949年6月1日に再度外務省に移管され、連絡局が管掌したかたちである。①連合国官憲との文書往復・その他連絡 ②連合国官憲との連絡に関連する各行政機関の事務の調整 ③連合国官憲の要求に基づく調査および報告 ④連合国の行う軍事裁判に関すること ⑤連絡調整事務局に関することを掌った。1951年9月8日平和条約調印に伴う外務省の組織改正によって廃止され(1951年12月1日外務省設置法)、連合国総司令部との連絡事務は新設の国際協力局が引き継いだ。
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参考資料 |
鹿島平和研究所編『日本外交史 <26> 終戦から講和まで』鹿島研究所出版会、1973年、153~154頁・168~169頁/『官報』号外(57号)、1949年5月31日、1~2頁/『官報』号外(102号)1951年12月1日、1~2頁
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