1894（明治27）年9月第3師団と第5師団を基幹として編成された。司令官は山縣有朋。山縣が朝鮮の仁川に上陸した時、既に野津道貫第５師団長指揮下で平壌作戦が進行していたため、指揮を野津に一任し平壌を攻略した。同年10月朝鮮半島を北進して鴨緑江畔に達し、11月義州を占拠し、さらに満洲に侵入した。12月初旬山縣は召喚され、野津が第１軍司令官に任じられた。同月中旬海城を占領した。1895年３月牛荘の戦いを経て、遼東半島一帯を勢力下に治めた。４月の日清講和条約（下関条約）を経て、５月に帰還した。

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「参謀本部 第１軍及第３第５師第６師戦闘序列制定の件」Ref：C05121523500、「第一軍司令官凱旋 原田大佐」Ref：C06061081500。