Top Page > JACAR Glossary Search
Commentary | 軍事事項を管掌する中央官庁。長として兵部卿、次官として兵部大輔が設置された。明治政府における軍事機関としては、1868年2月(明治元年1月)に海陸軍務科が設置されたが、直後より軍防事務局、軍務官への改組が続いた。1869年8月(明治2年7月)の職員令により軍務官が廃止され、兵部省が新設された。当初は陸海軍の区別がなかったが、1870年3月(明治3年2月)に陸軍掛と海軍掛が設けられ、さらに1871年9月(明治4年7月)には陸軍部と海軍部が設けられた。陸軍部には秘史局・軍務局・砲兵局・築造局・会計局の5局が、海軍部には秘史局・軍務局・造船局・水路局・会計局の5局が設置された。1872年4月(明治5年2月)の官制改革により廃止された。後身は陸軍省・海軍省。 |
---|---|
Upper level hierarchy | Army > Ministry of War and Army Ministry > Ministry of War |
Reference Codes | 「兵部職員令ヲ定ム」Ref:A15070839100)、「兵部省陸軍部内条例ヲ定ム」Ref:A15070839200、「第4篇 制度/第1章 明治維新に於ける制度改革の概要」Ref:C13071353700。 |