日本

東京

営繕事務を主管した工部省の内局。営繕事務の管轄は、会計事務局・会計官営繕司を経て、民部省土木司が担った。以後、大蔵省・工部省・内務省と管轄する省が異動となるものの、基本的には土木部局の一業務と位置づけられた。1874年1月、内務省土木寮の営繕事務が工部省製作寮に移され、さらに製作寮から営繕事務を独立して営繕局が設置された。1875年11月、営繕寮に改組。二等寮。1877年1月の諸寮廃止に伴い、営繕局となる。

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「工部省沿革報告」。『明治官制辞典』。