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Area | 満洲 |
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City name | 長春 |
Commentary | 1905年12月22日に調印された「満洲に関する日清条約」により、遼陽・鉄嶺・長春・吉林・チチハル・満洲里など14都市を外国人に開放することが決定された。長春においては、奉天総領事館の分館として、1906年11月15日に新民府分館と同時に設置された。長春分館は1907年11月10日、長春領事館に昇格、1916年8月28日に吉林省農安に分館が設けられた。1932年7月27日に長春領事館は長春総領事館となり、同年11月1日に名称が新京総領事館にあらためられた。日本側は当初、長春、ハルビン、吉林、奉天(瀋陽)、延吉の各総領事館以下、各地に領事館と分館出張所を設けていたが、満洲国成立後、治外法権撤廃などを背景に漸次廃止され、最終的には長春(新京)、ハルビンの総領事館および、牡丹江、黒河、満洲里の3領事館を残すのみとなった。 |
Upper level hierarchy | Meiji > External Affairs > Ministry of Foreign Affairs > Diplomatic Establishments Abroad > Qing China > Consulate in Changchun |
Reference materials | 満洲国史編纂刊行会編『満洲国史 総論』満蒙同胞援護会、1970年、29頁。満洲国史編纂刊行会編『満洲国史 各論』満蒙同胞援護会、1971年。「満州に関する日清条約」(波多野善大執筆)外務省外交史料館・日本外交史辞典編纂委員会編『新版 日本外交史辞典』山川出版社、1992年、973-974頁。『官報』1906年11月16日、『官報』1907年11月13日、『官報』1932年7月27日、『官報』1932年11月1日、『官報』1932年11月1日。角山榮編著『日本領事報告の研究』同文舘、1986年、504頁。 |
Secretary general of the past | 松村貞雄・領事(1907年9月3日任命)/松原一雄・領事(1910年2月4日任命)/木部守一・領事(1911年12月26日任命) |